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男と女、死ぬまで恋したい。 (kotoba 2012年冬号)

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気を惹く表紙。
読みながら、なにか違和感。なにか物足りない。

きっと、渡辺淳一氏のインタビューが最初に決まっていて、
寄稿者は、そのタイトル「エロスこそ、生命力の源泉」の第一印象に
引っ張られて書いてしまったのかな。

淳一さんが今の日本の恋愛事情を憂えて言っていることは、確かに頷けるところある。
でも、雑誌の中は、恋、エロス、結婚、セックスなどなど、それぞれのパーツを別々に
皆さん語っているみたいで……、私としては、買う前に期待したコトは、

恋、エロス、結婚、セックスが、パートナーシップをより深く真剣に築くことによって、
どんなことが起こるのかってことを知りたいし、語りたいし、他の人がどうか知りたいし、
インスピレーションを得たかったな。

そう、パートナーシップについて語っている人がいないんだ。

その時、年齢の話はナンセンスだろうし。
当然、死ぬまで恋したいし、していいに決まってるよ。
ここに書いてあることは、もう結論出てる。

きっと、死ぬ間際に想うのは、自分と大切な誰か、まさに魂が震えるような
交わりを持った人のことだろうと思う。
その人がそのままそのいまわの際までいてくれたらなんとラッキーだろう。
或いは、もし、そのような人を残念ながら持たなかった人は、後悔し嘆きながら
息を引き取るんだろう。

そのくらい、生きている限りにおいて、パートナーシップを人は渇望している、
と思う。

今の私は、本当にラッキーにも、そんなパートナーを得て、得させてもらっていて、
とても幸福な状態にいる。大変ありがたい。

手前味噌で申し訳ないけれども、一応、真剣に取り組んだ結果そのような状態に至っている。
結果、と言っても、どんな場合でも状況は変化している。ので、たった今は、瞬間を
切り取った断面のようなものだ。そして、また、変化に応じて応答して行く、という姿勢で
いることだけは確かだ。そういう姿勢で行く、と言える価値があると思っているということだ。
関係を安全に保つため、という理由ではない。
理屈っぽくてスイマセン。

今の私は、このように感じている。

「この人」と直感したら、直感した自分を信じる。
その人を信じる自分を信じる。

だから、真剣に取り組む。
だから、諦めずに、シェアする。フィードバックする。
たくさん、たくさん。
自分の感覚に正直に。
信じている自分を裏切らない。

二人がシェアするのは、お互いが違うってことを解るため。
二人がシェアするのは、ここは似ていて、盟友になれるから。
二人がシェアするのは、お互いの成長のため。
そして、私のため。だって私がその方が心地いいんだもん。それでもいい。
話してはいけないこと、なんてないよ。
遡上に載せるのに、少し待った方がいいことはあると思うよ。

そして、取り上げると決めたら、二人の関係を手放してもいいつもりで
フィードバックをする。私は、その人がそれを糧にできることを知っている。
から、それをする。何故なら、私が、この人を信じると決めたことを信じるから。

私は、その人のその善なるところ、本質に向かって話しをする。
もし、その人から反応が返ってくることがあっても、それは折り込んでいる。
男性からの反応は、はっきり言って恐い。
もしかしたら暴力を引き出す可能性だってあるかもしれない。
大反発、大声、女性にとっては恐い。でも、ここは譲らない。

反応は、その人の中心ではない人格が、そのアイデンティティーのニーズから
発してくる。だから、私の信じたその人の本質が言っているんじゃないと私は知っている。
だから、その、恐怖に駆られた人格に、少し言わせておく。(確かにその人格も理由あってその人の一部だし)中心の善なる本質は、ちゃんと聞いている。のを私は知っている。
信じて、フィードバックをする。

実は、この姿勢は、コーチングの時、カウンセリングの時、も同じ。
クライアントさんから冷たい目で見られても、私は信じてフィードバックをする。
その人がそれを糧にできることを知っているから。
どんな人も、その本質は善だと私は全く信じて疑わない。
時間差は生じる。仕事としては、危険な賭けかもしれない、けれどもいい。
私は、私にウソをつけない。

結果、時間が経ってからでも、感謝されたことが何度かある。
そんな体験があるので、それには確信を持っている。

話がそれてしまった。

そう、パートナーシップだ。

この写真に写っている本が、私が何か言うより、ずっとずっと大事な示唆を
与えてくれる。

ジョンウェルウッドの、「男女のスピリチュアルな旅」。

随分前に友人から勧められて読んだ。
実は、私のパートナーも同じ本を読んでいた。そして、最近再読しているという。

スピリチュアルというと、なんだか胡散臭さが漂うけれど、他にいい言葉がない。
本来的には別に悪い言葉じゃないんだけど。。。
ニューエイジからつながる、今のなんだかファンタジックな取り扱い方が問題なんだと思うけど。

本の内容は、ファンタジーとは程遠い、切れ味いい。

実際には、本で読もうが読むまいが、現実には、生身の人間どうしどう真剣に向き合うか。の中に放り込まれる訳なんだけれど。
その時、本に書いてあったから、なんてことは思い出しはしないんだ。

今、私も再読と言うか、拾い読みしているけれど、後から体験と照らし合わせる感じになっている。

男女の関わり。一人で生きていける者同士が、肩を寄せ合う。その意味。その先にあるもの。

その先があるとは思わなかった。
それが今の私の正直な気持ちだ。

今は文字通り未知の道の上。
ここから先は二人してクリエイトしていくことになるみたい。
ロールモデル、なし。

これってすごいなと思う。
それは、ふたりだから。自分を信じる、相手を信じる。
この、なんの保証もない、ことを信じること、その相手を
旅の伴侶に。その旅の行き先、不明。ただ、私たちなら
善きものをつくっていくって気がする、だけ。

肉体を得て、この地球にまた再びやってきて、生きるという神秘を
やっていくとき、パートナーの存在をありがたく思う。

それを知っていれば、パートナーを大事にしない人がいるわけがない。
と、私は思うんです。

彼氏、彼女は、人生のオプション。
今や結婚は、とんでもない贅沢品、高くつく嗜好品。
なんて論調があるけれど、逆だよ。

普通の人が普通に生きていくのに、クリエイティビティが必要に
なっている。こういう時代だからこそ、最も必要なコトと言えると
私は思う。



言論誌というのは、言論を喚起するってことかな。
だとしたら、成功している。ありがとう。

『多様性を考える言論誌』kotoba、
パートナーシップをみくびらないで、
人をみくびらないで、ほしいです。

唯一注目したのは、読者アンケートの結果。
皆さん、結構開示していてうれしくなった。
皆さん、結構エロくてワイルドなんだもん。
だから、言論人が書いていることなど関係ない。巷の人たちはちゃんとやっているよ。
そして、こういうことを開示してもokの、いい時代になったなと感じる。
by masumihug | 2012-01-13 06:19 | 所感

わたしを知って、わたしを生きる。神奈川県藤沢市にて、心理セラピーを行っています。ホームページこちらです。 https://kiku-therapy.jimdo.com/


by masumihug