ゲシュタルト的な気づき~その2
2014年 06月 22日
Contact
コンタクト
必要で十分なサポートを得ることでコンタクトは、はじめて創造的で良いものになる。
自分自身を経験しながら相手を認め、相手と出会う。
そうすることで、私たちはコンタクトを創りだす。- ローラ・パールズ
- Gestalt awareness
A Photo Essay
By Paula Bottome & Steve Gardner
ゲシュタルトセラピーの創始者、フリッツ・パールズの奥さんの
ローラ・パールズの言葉。
とてもコンパクトに、端的に、言い表している。
なんであれ、人がこの世で生きていくときに、
必要なこと。は、環境へのコンタクト。
ゲシュタルトセラピーは、最も短い言葉で言い表したら、
人の接触境界をスムーズにしていくことを支援するセラピー。
と、言えます。
あなたが、あなたに、必要なことを行うのに、
なんであれストローク(働きかけ)を行うことがスムーズであれば、
人は生き易い。そして、ひっかかりがあれば、生きにくい。
そして、
ひっかかりがたとえあったとしても、
環境(他者)への働きかけなしに、人は、生きていくことは
できないから、人は、ひっかかりを避けて、迂回して、わざとメンドクサイ方法を
とったりしている。
そのうち、それがその人の習慣になり、知らず知らずに大きな
エネルギーをその面倒臭いシステム維持に使っている。ことがある。
ある意味、ゲシュタルトのセッションは、
その構造の中に入って、あなたの創り上げた構造を丁寧に体験することで、
その奇妙さに気づいていくことを検証する機会になる。こともある。
セッションの中で、それに気づいたら、そのシステムの見直しが始まる。
これは、身体、脳が、やり始める。
気づくー>と、始まる。
気づけば、それで良い。
(ここが、行動療法的なアプローチとまったく違う所。
犬の訓練的じゃないところ。行動療法を否定しているワケじゃないです。)
それには、必要で十分なサポート、すなわち、その場が、セッションの場が、
その人にとって十分に安全でなければ起こり得ない。
本当に安全を確認できたときのみ、身体は、探究し始める。と、私は、
感じています。
だから、私は、セッションの場が、そのクライアントさんにとって
安心であるか、安全であるか、に心を砕こうとします。
そんなことも、この文章から、連想しました。
そして、この文章の最高な所は、後半だ。
自分自身を体験しながら、他者と出会っていく。
そのとき、コンタクトを創りだす。
それは、とてもユニークなもの。
あなた固有のストローク。
それをする時、よろこびがあるもの。
理屈、根拠、説明不要、過不足なく、ちょうどぴったりな、
コンタクトが生まれる。
本当です。
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by masumihug
| 2014-06-22 04:44
| 聞くセラピー