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マグロ船に乗っていた齊藤さん

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齊藤正明氏の講演会に行ってきました。

おもしろかった。

普段、産業カウンセラー協会主催のイベントには、
資格更新の目的(一定期間に一定量出席しないといけない)のみを動機として、
出席するものを選びます。

今回は、講演会だからただ座っていればいい。という理由で申し込んだんだけど(失礼!)
おもしろかった。行って良かった。

この人は、本気でした。

何に本気かというと、自分に、です。

それを、生で感じることができました。

この方は、ただ、自分が身を持って気づいたこと、気づかされたこと、
そのインパクト、ただそれだけを持って、それを宝のようにして、
一般企業の会社員から、今のような人材コンサルタントと名乗るような
存在になった。ように感じました。

マグロ船へ、出向のような形で、上司の命令で、「乗らされた」とおっしゃっていましたが、
この上司については、パワハラ的な存在だったようですが、
この齊藤氏にとっては、エンジェルというか、神、というか(笑)そんな存在
なんじゃないのと、私は、思って見ておりました。

と言いますか、当のご本人が、人生の大転換を、心の底では望んでおられたのでしょうね。

たった40日の乗船経験が、今の彼を創っているんです。
すごいです。
人のエネルギーって。
人の、命を輝かすっていうエネルギーは。
まさに、ジェットエンジンだなぁと、改めて思いました。

13冊もの本を書いちゃったんです!

そう、この方の、講演内容そのものよりも、この方の在り様から伝わってくるものに、
私は、刺激を受けたんです。

講演の内容で、私が受け取ったメッセージは、以下のような、
文章にすると、素朴さすら漂うもの。

学校の中ではカンニングはいけないことだった。
だけれども、一旦外(社会)へ出たら、如何にカンニングをして、
つまり、情報を共有し合って、全体で点数を上げるかが大事だ。

一人でできることはたかが知れている。
「独力でやらなきゃいけない」という信じ込みを外そう!

いろんな人と助け合おう。
そのためには、普段の無駄話が大事。
それをすることで、お決まりの日常に楽しさが生まれる。

そして、負けるを知ろう。無意識に勝とうとしてはいませんか?

そんな内容でした。

確かに、この中に実際の世の中で実感として大切なエッセンスが
たくさんちりばめられている。

そして、人間て、太古の昔から行動・心理は変わりない。
だから、この辺りのことは、普遍的に語られている。

ただ違うのは、その時代にぴったりの伝え方。
伝え手のあり方。

それが、この人の存在意義。
だし、この人は、幸運にもその役割を受けとめて、自身そこに知恵を絞る
努力をされたのだ。

すごいと思います。

彼、登場されたとき、マグロ船乗組員の格好。合羽にヘルメットに軍手。
そして、舞台をあっちへこっちへと動き回り。体全部を使って表現します。

自分の着想を、どうしたら、聴衆へ届けることができるか。
どうしたら多くの人が、聞く耳を持ってくれるか。
どうしたら多くの人が、そうだね~って言ってくれるか。

僕の気づいた、この世紀の大発見!世界中の人に知らせたい!!
という、たった一つの想いが突き動かしている。
どんな努力も惜しまない、と言わんばかり。

そして、自分に重ねあわせました。

私も、自分の着想にワクワクします。
ブログや、人と会ったときに、熱心に語ります。が、
一方で、こんな瑣末なもの、こんなマニアックなもの、
こんな細かいこと、誰も関心ないよ。って、凹むんです。

そんな時があります。

でもね、この人を見て、また、勇気を得ましたよ。

私みたいな人が、なんの得にもならないのに、
一生懸命語っている人が、この世に居るってこと自体が、
多分、必要、なんです。多分。

そう信じています。
世の中には、トリックスターが必要。
そう、自分で自分を信じる以外、トリックスターの生きる道はないのです。

信じる力と妄想は、使いよう。
それは自分を生かすジェットエンジン。

齊藤さん、ありがとう。
おつかれさまでした!




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by masumihug | 2014-06-24 04:44 | 聞くセラピー

わたしを知って、わたしを生きる。神奈川県藤沢市にて、心理セラピーを行っています。ホームページこちらです。 https://kiku-therapy.jimdo.com/


by masumihug