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LA LA LAND




『LA LA LAND』
素晴らしく良かったです。

「少しの狂気が新しい色を見せてくれる」
(うろ覚えです)
っていう言葉がもっとも私を泣かせた。

人の中にある狂気。
私はそれを肯定的に捉えたいから、
「狂気」なんて表現が映画の中で語られたことが
とても嬉しかった。

自己イメージの実現と
自己実現の狭間での苦悩。

同じ葛藤を持つ二人が人生の一時期を共にする。

苦悩や反発や拒絶や落胆や絶望。

誰もそんなもの望まないのだが、
「じゃあ、ほんとにそれがなかったら?」
と、映画に、
最後の方、問いかけられる。

「それを諦めたのは、
そこで選択したのは(或いはしなかったのは)、
そこで涙を飲んだのは、
そこでバカにされたのは、
そこで辛酸を舐めたのは、

私が私の真実と居たかったから。」

狂気の沙汰もいいところ。
そして、そうでしか居られなかった。

私は、すっかり自分を投影してしまって、
そんな言葉が浮かんで来ては、
涙がこぼれた。

共感してもらったようなうれしさ。
そしてまた、
その局面局面の震えるような感情、孤独感が蘇る。

そして、
そんな瞬間が、誰の中にもあるのじゃないかと
想像する。

表現者、クリエイター、だけじゃない、
今の時代は、誰もがこの感覚を共有すると思う。

ファンタジックに描かれることでむしろリアリティを
増しているように私には思えました。

夢と現実の境を本当に断じることが出来ようか?
と、私は思っているから。

そして、ラストシーンには驚いた!
これは、アメリカ人の精神性はいつの間にこんなに和風になったのか?と思いました。
皆まで語るな的な。。

そして、
このラストシーンの二人それぞれの、選んでいる状態・環境が
そのまま未来永劫続くとは限らない。

この瞬間もまた単なる瞬間のこと。
死ぬまでプロセスは続いていくわけだから。

そして、映画を見終われば、自分自身のプロセスに
置き換えている私に気づきます。

私自身もまたプロセスの中にいて、
選択するのはいつも自分自身でしかない。

孤独と孤立を勘違いしないよう自分に言い聞かせながら。
さぁどうする?と問いかける。

だけどそして、
私たちは皆ファンタジーの中に生きている。
自分自身が作った世界の中に生きている。
そして、そうであるならば、
今、出会っている現実が自分にとって好ましくないはずがない。
だから、向き合うことができる。

向き合うことで、コンタクトが生まれる。

そう信じております。

実に良い映画でした。

この体験はしているけれども
説明しにくくて、誰かと共有しにくかった世界を
2時間で見せてくれた
デイミアン・チャゼル監督に賞賛の拍手送りたい!

多くの受賞は本物だと心から思う。

大好きなライアン・ゴズリングが素晴らしかった!
エマ・ストーンとの共演で、
この二人だから、観客はこの映画の世界へ没頭できたと
思う。

ありがとう。







〜個人セッションでお会いしたいです〜

120分間、自分自身に最大の興味と関心を向ける
あなたのための時間です。
あなたがあなたと出会っていく時間になります。

 



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by masumihug | 2017-04-26 23:52 | 所感

わたしを知って、わたしを生きる。神奈川県藤沢市にて、心理セラピーを行っています。ホームページこちらです。 https://kiku-therapy.jimdo.com/


by masumihug