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休業中にしてたこと

春から、夏の盛りまで、
滋賀県の山の中で、暮らしました。

自給自足をベースに、
一般に知的障害、精神障害と言われている
人達と、共に暮らしました。

一見明るい笑顔、コミュニケーションに何ら問題ない。
様に見える。

しかし、暮らすうち、一人一人に重い重いストーリーが
あることが分かる。

これは、もしかしたら、この人一人のものではなくて、
何世代にも渡る果たせてない想いなのかもしれない。
とも思える程。

それぞれの人がそれぞれの背景を持ってそこで暮らしていました。
皆、荷物は少ないけれど、背後にあるものをどっさりそこに持って
来ていた。

それは、実は、ケアする側の人にも同じ事が言えるようだった。
やはり、同じ環境を欲して、立場を変えここへ集まって来ていた。
知ってか知らずか。

私はそこにいて、「home」という言葉を、改めて、感じた。
端的に言えば、帰る場所を知っている人と、そうでない人の違いを
ありありと見た。

homeの有り無し、は、人の根幹を揺るがす。
地に足つかず、足のない幽霊のように生きることになる。
幽霊だから生きてない。

生きていない、とは、感じる事を止める、体験を見過ごす、
常に回想か、妄想か、将来の不安の中にいっている。
自分の身体の中が空き家になっている。

そして、今帰って来て私がここで思うのは、
あの場所は、なにも特別な人達の特別な場所で、特別なことが
起こっていた訳ではない。

何処で暮らしていようが、障害の有り無しさえも。

もしあなたが帰る場所などない、自分にhomeはない、
と思っている人ならば、そういう思いの創り手としての自分を
探ってみる余地が、あるかもしれない、ということ。です。

感じる事を止めなくては、生を続けることができないほど辛い
瞬間があった?体験を、ないことにしなければ、笑顔を作れないほど、
酷い目に遭ったの?

自分の奥の方、聞いてみて、ゆっくり、時間をとって、一緒にいてあげて。
ほしいです。









by masumihug | 2012-10-21 04:44 | 私のこと

わたしを知って、わたしを生きる。神奈川県藤沢市にて、心理セラピーを行っています。ホームページこちらです。 https://kiku-therapy.jimdo.com/


by masumihug